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会場
座・高円寺2
2015年3月27日[金] 19:00  28日[土] 17:00  29日[日] 14:00  (開場30分前) 料金
前売4,000円 当日4,500円 学生2,500円

作 ソポクレス/高柳 誠
構成・演出 岡本 章
音楽 細川俊夫

出演
櫻間金記(能楽)
田中 純(糸あやつり人形)
笛田宇一郎(現代演劇)
鵜澤 久(能楽)
塩田 雪(糸あやつり人形
岡本 章(現代演劇)
牧三千子 (現代演劇 )


舞台美術 島 次郎
照明  山口 暁
音響   須藤 力
衣装   中村裕身子
舞台監督 鈴木俊司
舞台監督助手 国井 聡

人形美術 塩田 雪
宣伝美術 宗利淳一

写真   宮内 勝
VTR撮影 たきしまひろよし

照明操作 あかり組
音響操作 モルグ社
大道具  C-COM

助成  芸術文化振興基金
座・高円寺上演協力事業

制作協力 トップステア株式会社
制作  錬肉工房



糸あやつり人形・能・現代演劇・現代詩・現代音楽による、画期的上演



 『オイディプス』は、2013年3月に上野ストアハウスにおいて初演され、古典と現代、東西の演劇、文化が切り結ぶ斬新な試みとして絶賛された。その成果を踏まえながら今回は、劇場空間も変わり、丁寧な稽古を重ねることで、さらに掘り下げ、手を加えた決定版再演として新たに挑戦される。


◎東西の演劇、文化、そして古典と現代の画期的な交流!

ソポクレス作『オイディプス王』は、ギリシャ悲劇の最高傑作である。そこでは苛酷な運命に翻弄されるオイディプスの姿を通して、人間とは何か、人間の証とは何かが、時代、文化を越えて根底から問われている。
今回の『オイディプス』は、ソポクレスの原作を踏まえ新たな切り口で書き下ろされた、詩人高柳誠のテクストを枠組みとし、夢幻能的な構造で構成されている。そしてオイディプス、イオカステが死者として登場し、過去の記憶が想起され、死者の視点からその人生、運命が凝縮して見つめ返され、そこで緊張感のある対話が交わされる。
具体的には、その枠組みの中でソポクレスの原作の後半部分、オイディプスによる自己の出自のスリリングな探求の場面が演じられていく。そして悲惨な運命に晒されながらも、父親殺害、母子相姦の罪を真正面から背負い、自らの意志で目を潰すことで責任を取り、償い、生き抜くオイディプスの姿から、人間存在の真の自由が、その悲劇性、真実がくっきりと浮き彫りにできればと試みられている。


◎第一線で活躍する表現者の斬新な共同作業!

 『オイディプス』の上演の試みでは、糸あやつり人形、能、現代演劇、現代詩、現代音楽と、古典と現代に渡る多様なジャンルの第一線で活躍する表現者の参加を得、新たな演劇言語や身体表現の可能性を追求する共同作業が行われている。そしてその中で、特に日本の伝統演劇が持つ興味深い〈変身〉のあり方、語り物の構造が、現代演劇の重要な演技の課題として捉え返され、舞台全体が本来的な意味でのコロス劇として探求されている。


◎「現代能楽集」シリーズの達成と挑戦!

 『オイディプス』は、1989年から岡本章の企画、演出で開始され各方面から高い評価を得てきた、「現代能楽集」のシリーズの第12作にあたる。この連作では、能の本質的な構造を根底から捉え返し、それを現代に開き、活かすために、伝統と現代を問い直す様々な試みが行われてきた。
今回の『オイディプス』でも、ギリシャ悲劇と能の差異性と同一性が、多様な角度から具体的に検討され、そしてさらに古典劇としてのギリシャ悲劇が、現代という時代、状況の中でどのような意味を持ち、アクチュアルな問いを投げかけることが出来るか、といった根源的な課題にも大胆に取り組んでいる。


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